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その日の前に知っておきたい
「もしも空き家になったら」

「一人暮らしの親が施設に入居して、実家が突然空き家になった。」「両親が他界して実家を相続したが、住む人がいない」など、空き家問題は想定より身近なもので、多くの人がいつか該当する可能性があります。 家族の思い出が詰まった家を空き家にしてしまわないよう、事前に家族会議を行って方向性を決めておくことや、空家となった後に放置せずに適切な管理を続けることで、空き家の利活用幅は広がります。 こちらのサイトでは空き家に関するさまざまな支援制度や活用方法をまとめておりますので、ぜひご活用ください。

実は、空き家の約55%は相続を
きっかけに生まれています

「一人暮らしの親が施設に入居して、実家が突然空き家になった」「両親が他界して実家を相続したが、住む人がいない」。 こうした悩みは、決して他人事ではありません。実は、空き家を取得した経緯の約55%が「相続」によるものというデータもあります。 家族の思い出が詰まった大切な家を、地域の負の遺産にしないために。今から考えておくべき「想定ケース」と具体的なアクションをご紹介します。

【ケース1】 親族がいる場合:まずは「家族会議」から

空き家問題の解決には、関係者全員の合意が欠かせません。お盆や正月など、家族が集まるタイミングを利用して、以下のポイントを話し合っておきましょう。

現状の共有 登記内容や隣地との境界、修繕が必要な場所を全員で確認します。
役割を決める 将来、誰が相続人になり、誰が家の管理を担うのかを明確にします。
将来の処分方法 解体するのか、売るのか、貸すのか、早めに方向性を決めておきましょう。
生前からの準備 所有者が存命のうちに話し合い、エンディングノートなどを活用して記録に残しておくことが大切です。

法改正にも注意! 令和6年4月1日から「相続登記」が義務化されました。
また、遺言書がない場合は「法定相続」が基本ルールとなりますが、トラブルを防ぐためにも事前の話し合いが推奨されます。

【ケース2】 建物を活用せず「解体」する場合

「老朽化が進んで住めない」「更地にして整理したい」という場合のステップです。

業者への見積 解体業者から見積をとります。
資金の相談 費用が心配な場合は、解体費ローンの検討や、危険な空き家に対する市の補助金制度(解体除却費補助)をチェックしましょう。
登記手続き 取り壊しが終わったら、法務局で「建物滅失登記」を行い完了です。

【ケース3】 「売却・賃貸」で資産として活かす場合

市場価値があるうちに、次の方へ繋ぐ選択肢です。

まずは不動産会社へ 民間の不動産会社に売買や賃貸の相談をします。
民間での取り扱いが
難しい時
接道がない等の理由で断られた場合は、佐世保市の「空家バンク」への登録申請を検討してください。

売却の注意点: 売却を選択した場合、売買契約を経て所有権移転の手続きまで終えた時点で完了となります。

賃貸の注意点: 貸主(オーナー)には、建物の設備やインフラを適切に維持管理する義務が生じます。修繕費用や管理責任についても理解しておきましょう。

【ケース4】 当面「そのまま管理」を続ける場合

「いつか住むかもしれない」「今は決断できない」という場合でも、放置は厳禁です。

適切な管理 民間の不動産会社に売買や賃貸の相談をします。
遠方の方へのサポート 佐世保市から離れて暮らしている方は、現地の管理業者やシルバー人材センターなどの相談窓口を活用し、定期的な見守りを依頼するのがおすすめです。

空き家は放置せず、適切な管理を続けることで、将来の利活用の幅が広がります 。佐世保市では、空家バンクをはじめ、リフォーム補助や家じまいに関する様々な支援制度をご用意しています。

「何から手をつければいいかわからない」という方は、まずは市の専門家相談窓口や、当サイトの支援情報をぜひご活用ください。

ケース別フロー図

【終わりに】
空き家になってから慌てて検討するのではなく、所有者であるご本人が健在なうちに、今後の希望や管理の方針を共有しておくことが、スムーズな解決への第一歩となります。 お盆や正月など、ご家族が集まるタイミングで少しずつお話しされるのがおすすめです。

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