祐次さん:初めて佐世保を訪れたのは2000年頃、シーカヤックのガイドをやっている友人に誘われて、カヤックをしに来たのがきっかけです。何度か来ているうちにカヤックを通じて同世代の仲間ができ、彼女とも知り合いました。大阪ではホームページ関係の仕事をしていたのですが、佐世保でも友人の紹介などでホームページ制作の依頼をいただくようになり「ここでも仕事ができるかな」と、移住を考え始めました。大阪より生活費が安いのも決め手になりました。
慶子さん:当時はまだ結婚していなかったのですが、ある日「住民票を佐世保に移したよ」と言われて驚きました(笑)。この家に住む前は、結婚後も彼が佐世保で最初に借りた家賃3万8千円のアパートに、二人で住んでいました。
慶子さん:もともと自分たちで好きなようにリフォームできる中古住宅を探していて、ここは知人の紹介で知りました。紹介されたときは、まだ前のオーナーさんが住んでいらして、引っ越されるタイミングで私たちが譲り受けました。ここに決めた理由は、九十九島の海が見える場所にあったのと、骨組みがすごくしっかりしていたから。少し広い気はしましたが、主人の仕事場と私の作業場、そして作品を展示販売するスペースも確保したかったので、ちょうどいいかなと思い購入を決めました。
祐次さん:入居後、まずは業者さんにお願いして、天井を剥がしたり、部屋の間仕切りを外してもらって、自分たちの住みやすい間取りに変えました。あとの細かい部分は、自分たちでリフォームしようと決めて、いまも暇を見つけてはマイペースに進めています。
祐次さん:佐世保は仕事をするにも、生活するにもちょうどいい、コンパクトな街という印象です。都会に比べてごみごみしていない感じも好きですし、海に囲まれているからか、街も人も開放的な感じがします。それに二人の共通の趣味であるキャンプや山登り、シーカヤックがすぐ近くで楽しめるのがいいですね。
慶子さん:九十九島の海は波が安定していて、カヤッカーには人気のスポットです。潮の干満で景色が変わるし、毎日観ていても飽きない。主人は自然のなかで遊ぶのが大好きなので、九十九島の自然に惹かれた部分も大きかったみたいですよ。
佐世保へ移住してきた方に、住んでみて感じた“暮らしの中の驚きや感動”、“休日の過ごし方”など…春夏秋冬365日を通して見えてきた佐世保のディープな魅力をご紹介いただきます。
九十九島には208も島があるんです。中には上陸できる無人島があって、島にカヤックを着けてランチを楽しむことも。島で作って食べるタコスは格別ですよ♪
九十九島には208も島があるんです。中には上陸できる無人島があって、島にカヤックを着けてランチを楽しむことも。島で作って食べるタコスは格別ですよ♪
九十九島には208も島があるんです。中には上陸できる無人島があって、島にカヤックを着けてランチを楽しむことも。島で作って食べるタコスは格別ですよ♪
佐世保は、東京や大阪のように色んなものがあるわけではないけれど、赤レンガ倉庫や教会があったり、アメリカンな消防車が走っていたりと、街のあちこちで異国情緒を感じることができます。よそ者でもあたたかく受け入れてくれるオープンな街なので、すぐに馴染めると思いますよ。あと、佐世保の魚や牡蠣は最高!
植村 祐次(うえむら ゆうじ)さん/植村 慶子(うえむら けいこ)さん
植村 祐次(うえむら ゆうじ)さん
植村 慶子(うえむら けいこ)さん
【職業】ホームページ制作業/革製品製作・販売「手縫い革工房 oharido」
【職業】ホームページ制作業/
革製品製作・販売「手縫い革工房 oharido」
【出身】大阪府/佐世保市
【家族構成】夫婦ふたり
【移住年】2003年
【移住元】大阪府大阪市
【移住前の職業】会社員