五島・福江島のイベントへ参加した際に、地域おこし協力隊の方にお会いする機会があって、地域おこし協力隊という仕事に興味をもちました。私自身が離島出身(上天草市湯島)なので、どこか離島で募集がないかなと思った時に、思い出したのが“宇久島”だったんです。長崎観光の際に、以前から「佐世保市なのに五島列島にあるの!?」と気になっていて…。それで調べてみたら、1週間前から募集が出ていたので、これは運命だと思い、受けたのがきっかけです。
何となくのんびり過ごせるところかなと思っていたのですが、毎週のようにお祭りや地域のイベントがあって、いい意味で忙しくさせていただいてます。宇久の方たちは、昔からの風習や伝統行事をとても大事にされているので、神社や集落ごとのお祭りがたくさん残っているんです。皆さん、その段取りがよくて…教わることばかりです。島内に薬局がないのは不便ですが、最近はインターネットで買い物(宇久島は無料配送圏内)できますし、島の方たちもよく利用されていますよ。島の方々の知恵と生きる力に助けられて、不自由なく暮らせています。
地域おこし協力隊での活動の様子
ウォーキングイベントを企画・運営宇久の特産品を東京でPR
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ひとり暮らしにピッタリな家があるとご紹介いただき、役所から程近いところに一軒家を借りて住んでいます。入居する前に、床の張替えとトイレを簡易水洗にしていただきました。敷地が広いので、昨年の夏は庭で野菜を育てたり、結構楽しんでいます。お隣が漁師さんでお魚をいただくこともあるし、ご近所の方がうちの畑のトマトに支柱を立ててくれていたこともあって(笑)。そういう人のあたたかさ、密な距離感が、独り暮らしの私にとっては、見守られている感じがしてうれしいです。
佐世保へ移住してきた方に、住んでみて感じた“暮らしの中の驚きや感動”、“休日の過ごし方”など…春夏秋冬365日を通して見えてきた佐世保のディープな魅力をご紹介いただきます。
私は宇久島の海が大好きなので、昼休みに職場を抜けだして海を見ながらお弁当を食べたり、夏は仕事終わりに泳ぎに行ったりもしています。また島内には“水平線に沈む夕陽”が観られるスポットが何ヶ所もあるので、その写真を撮るのにハマってます。
私は宇久島の海が大好きなので、昼休みに職場を抜けだして海を見ながらお弁当を食べたり、夏は仕事終わりに泳ぎに行ったりもしています。また島内には“水平線に沈む夕陽”が観られるスポットが何ヶ所もあるので、その写真を撮るのにハマってます。
私は宇久島の海が大好きなので、昼休みに職場を抜けだして海を見ながらお弁当を食べたり、夏は仕事終わりに泳ぎに行ったりもしています。また島内には“水平線に沈む夕陽”が観られるスポットが何ヶ所もあるので、その写真を撮るのにハマってます。
離島での子育てに不安を感じている方も多いかもしれませんが、佐世保本土の病院に通う時は市から補助金が出ますし、自然いっぱいの宇久は良い環境だと思います。学校と地域とが密接に繋がっていて、地域の方みんなが子どもを守ってくれているので安心ですよ。
森 陽香(もり はるか)さん
【職業】地域おこし協力隊
【出身】熊本県上天草市 【生年】平成2年生まれ
【家族構成】ひとり暮らし
【移住年】2015年3月
【移住元】熊本県熊本市
【移住前の職業】会社員